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2021.07.14 Nakanome

ミニマム

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20世紀を代表する彫刻家の一人であるスイスの彫刻家

「アルベルト・ジャコメッティ」


彼の作品は特に「キュビスム」や「シュルレアリスム」などの

芸術様式の影響を受けていると言われています



1度見たら忘れられない極限まで細く長い身体と特徴的なシェイプをした彫刻は

出来るだけ余分なものを全てそぎ落とす事で本質に迫ろうとし

逆に周囲の空間を全て支配してしまう不思議な存在感を放つと言われています



細く長い形の前はどんどん小さい彫刻を作っていたり、彼自身もミニマムな生活の中で

ストイックに創作に没頭していたようです


「見える通りに」作ったという細長い彫刻は人間の外観を単純に表現したのではなく

人の弱さなど内面も含めた形が彼にとっての外観だったのではと感じます



ミニマムというのは削ぎ落とす強さと空虚となる弱さが混じり合っているのかもしれませんね

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