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2021.07.01 Nakanome

フィンランド

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日本はもとより世界で高い知名度を誇るフィンランドのデザイン

フィンランドのモダニズムの原点を築いた建築家

「エリエル・サーリネン」



フィンランドがまだロシアの支配下にあった1900年に27歳という若さで

パリ万国博覧会のフィンランド館の設計を共同で担当


初期の作風はナショナル・ロマンティシズムという

アール・ヌーヴォーの影響を感じながらも民族独自の文化的ルーツを表現していました



20世紀前半の近代化と手を携えながら、設計の活動の幅を広げ

独自の形態を通して新しいフィンランドらしさを表現しようという

モダニズムへと展開していきます



常に革新を求めながらも

自然との呼応、暮らしとデザインとの融合を目指したサーリネンのデザイン



生活、そして人生を見つめ直すようになった今

立ち止まり考える人々への新しい生活のヒントになるかもしれませんね

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